親の厳しい教育の中で小中高校時代を過ごし、その反動で、自立心、反骨心が強くなり、大学入学するも、中退して、ぶらぶら生活をしていました。
19歳の頃、このような自分に腹が立ち、体力をつける、お金を貯める、生きていくのに必要な資格取得を目標に陸上自衛隊に入隊。
普通科の隊員として、3年勤務。新隊員の頃から自衛隊空手道部に入り、週5日の稽古を行うようになりました。
日中は、普通科隊員としての訓練や業務、夜間は空手の稽古で、体を酷使したことから、身体機能の上げ方、コンディショニング、治療について興味が湧き、鍼灸マ師の資格取得を志すようになりました。
鍼灸マ師の学校へ入学が決まり自衛隊を退職予定でしたが、諸先輩方のおかげで自衛隊体育学校へ異動しトレーナー室でメディカルトレーナー業務に従事する事が出来ました。約10年間、自衛隊体育学校の全日本、オリンピック出場を目指す8競技のスポーツ選手に、鍼灸マッサージやアスレティックリハビリテーションを行ってきました。
その間に、選手との合宿、試合の帯同、整形外科医のもとでのトレーナー業務、自衛隊の病院での研修、日本体育協会(現:日本スポーツ協会)のアスレティックトレーナー取得、研修と様々な経験を積んできました。
自立心、反骨心の影響もあり、今後の高齢化社会で、痛みや関節の問題で困難を持つ高齢者や障がい者への貢献が必要ではないのか、鍼灸マッサージ+運動(機能訓練)の組み合わせは、社会問題を解決するのではないだろうか、と考えるようになりました。
その為、医療、介護分野を包括して地域貢献していた小川先生に師事する為に、自衛隊を退職し、在宅、施設高齢者の訪問鍼灸マッサージ、デイサービス機能訓練指導員、ケアマネージャー業務に従事しました。
その後、平成16年に武蔵野市に(有)東京ヘルスケア機能訓練センターを設立。
「身体づくり」で医療、介護、福祉を縦断化し、子どもから高齢者、困難を持つあらゆる人の、それぞれの持つ能力を最大に発揮できる状態にして「心と体と生活を良くする」事を目標に、活動しています。